基礎練習法


 

上達法書籍
ヘタッピマンガ研究所R (ジャンプコミックス)
上達の法則―効率のよい努力を科学する (PHP新書)
記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス)
この3冊が超お勧めです。


『記憶力を強くする』
 もっとも効率よく記憶するための方法が書いてあります。中でも、「手続き記憶が天才を作る」という話がすごく参考になります。

『上達の法則』
その名の通り、全ての技能(作中内では将棋、茶道、チェロ、絵画など)の上達に共通する法則が書いてあります。

『ヘタッピまんが研究所R』
プロ漫画家の画力上達法、キャラの作り方などが漫画形式で描いてあります。


基礎の概要

結局絵は記憶ゲーだと知る
というか、技術は長期記憶

手続き記憶
意味記憶
エピソード記憶

この中で最も注目するのは手続き記憶。

これは絵の上達に置いて必須条件です。

そして小学生の落書きから抜ける方法

レベル1
描くようの眼を作る(眼の定規)
レベル2
描くようの手を作る(手の定規)
レベル3
描いて記憶をする(眼で記憶・手で記憶)
レベル4
何も見ずに描いてみる(画像イメージ力・手癖)
レベル5
イラストor漫画を描く(上記の総合)
レベル6
レベル1からやり直し


そして画力を上げる計算式の目安
描いた量×考えた時間×答え合わせの回数×新しく描いたモノ

レベル1はデッサン力
レベル2はクロッキー力
レベル3は記憶力
レベル4は想像力
レベル5は総合力


赤ペン先生の講座



1はレベル1〜3
2はレベル4

レベル1→線の長さ、間隔、角度、曲線、それらを目測で正確に測る能力

レベル2→レベル1で目測した通りの線が一発で描ける能力
(これは完全に「なんとなく」で感覚的に引いた線が模写元と同じ線、角度、曲線になるという意味)

レベル3→テストの暗記みたいに描いて覚える

レベル1と2は同じモノ(写真やリアル絵、現実の小物や風景)を繰り返し描く。ここは質
1種類より2、3種類のモノ(練習法)を平行して描いていくのがよい

考えるのと答え合わせが重要
「あ、ちょっと線長いかな」「あ、ちょっと角度違う」そう思うだけでもいい。よく模写元と見比べる

「眼と手」が作られると、とても簡単に模写できるようになります。
自動車の運転が慣れると何も考えずに操作できるように、絵も慣れると「無意識に模写」できるようになります。

レベル3からは量。「眼と手」がある程度完成したら、手続き記憶が自動で模写してくれるから立体の構造や表現方法など覚えることに頭を使う

レベル4はレベル1〜3で作った記憶を確かめる&固定するために描く

レベル5はいわゆる本気絵。想像だけで描かず、わかんないとこは資料見ながら

レベル6『観察力』と『描写力』の強化



自分なりの練習法
レベル1
1リアルなデッサン本を買ってきてリアル顔模写
2リアル人体(棒立ち筋肉人間)を模写
3自分の左手を毎回形変えてデッサン

レベル2
1フィギア(けいおん!の律っちゃん、ジョジョのDIO)をいろんな角度から模写
2デッサン本の手や足などいろんな方向の一部分の筋肉や顔のパーツを模写
3デッサン本のポーズを模写
4自分の左手を毎回形変えてクロッキー

レベル3
1スーパーマンガデッサン模写
2ルーミス先生の「初めてのイラスト教室」のパースを作図
3窓から見える風景を写生
4冨樫義博先生のハンター×ハンター模写
5ポーズ集模写

         

レベル4
適当に落書き

レベル5
明日から本気出す

レベル6
普段でも町中のモノ・ヒト・風景を観察。意味を考える。観たモノを思い出しながら描く。何かを観ながら描く


応用編

基礎練習1000時間
http://sunano3.seesaa.net/article/30101452.html



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